生け花プロジェクト
空間に像を彫る: コヒムスクールでの生け花ワークショップ - 2023年6月
中国・北京のコヒムスクールで開催された5日間にわたる草月流いけばなワークショップの最終日、参加者は2人1組になってユニークな創作課題に取り組みました。皆さんは、草月流創始者である勅使河原蒼風氏の芸術的アプローチから刺激を受けたようです。


個々につくられた構造物が一体となることで、チームワークと生け花の創造性の精神を際立たせる魅力的な作品が誕生しました。

ロッキー山脈での春「ヘブン・アンド・アース」に参加 - 2023年4月米国コロラド州ボルダー
複数のアーティストによる即興パフォーマ ンス: ジャニン・イボットソン氏(円相書画)、ジェームス・ワグナー氏(龍笛)、ウェンデル・ビーバーズ氏(ムーブメント・アート)、マーク・ミラー氏(尺八)、ゲイリー・アレン氏(俳句)。
オープニングイベントの後、ボルダーとコロラド・スプリングスでワークショップが開催されました。 すべてのイベントはカラパ生け花協会の主催によるものでした。




「混沌から静寂へ」ツアー
2022年11月
イルセは2022年秋に、ニューヨーク、アルバニー、オーランド、リッチモンドの4都市を巡るアメリカツアーに出ました。ニューヨークでは、草月ニューヨーク支部創設60周年記念イベントにて実演を行いました。
「混沌から静寂へ」と題した実演では、騒然とした状況下で生け花がいかに静寂を生み出せるかということを表現しよう と努めました。
各都市において、彼女は異なる気候や生き生きとした植物の生命を象徴するその土地の素材を作品に取り入れました。
これらの実演に合わせて、各会場にて異なるテーマのワークショップも開きました。

<ベルギー・アントワープ>
寿司店のショーウィンドウ装飾
2021年5月
数々の賞を受賞した寿司シェフ川田純子さんのお店のショーウィンドウを装飾しました。「花見と花火」と題した作品です。改装後のリニューアルオープンを記念したものです。
<イタリア・メラノ>
フェスティバルでの展示作品
「つながり」
2019年4月
この作品はイタリアのメラノで制作し、展示しました。その地に育つ植物、つる草、藤、メラノローズ、松、エニシダ、モクレン、ニシキギ、セイヨウヒイラギなどを使用しました。
鉄の板は山を、つる草はその間をゆく流れを象徴しています。この設営作品は「つながり」と題され、人々と自然をつなぎ、異なる文化や言語を超えた人と人のつながりをテーマとしています。
国境近くに位置するメラノでは、イタリアとドイツの文化が共存しています。


<アメリカ・シカゴ>
植物園における制作実演
2019年11月
いけばなインターナショナル・シカゴ支部の60周年記念にあたり、生け花制作の実演を行いました。見事な日本庭園が併設されているシカゴ市内の美しい植物園での催しでした。
実演の前の週に嵐に見舞われ、園内には折れた大きな松の木の枝が集められていました。その枝を、必要であれば自由に使ってもよいということでした。このような大型の作品を創ったことはありませんでしたが、好機ととらえ、実演に踏み切りました。
お問い合わせ
生け花プロジェクトについてのご相談や、私どもの活動について詳しい情報をご希望の方は、どうぞお気軽に電子メールにてilse@ikebana.be