プロフィール
静かな活動家であるイルセは、ひとつの花を、ひとつの枝を、
自然を、尊重することを使命としています。
私たちは生け花を通して、人類と自然のリズムとが調和する世界を目指しています。
ABOUT US

イルセ・ベウネン
Ilse Beunen
日本庭園 – 造園設計家としての勉学を終えたベウネンは、本田財団とキヤノン財団のご支援をいただき、新潟県長岡市において造園家鈴木重壱氏のもとで見習いとして働くため、1989年に訪日する。
日本庭園の精神を少しでも理解しようと、茶道、着物の着付け、書道、生け花など、様々な日本文化を学ぶことに努める。
生け花 - 最初の師匠である小林美和子氏より、草月流いけばなの美しさと基本を学ぶ。1995年に横浜市に転居した時から、ベルギーに戻った現在に至るまで、クリヴィリ丈古氏に師事する。
1997年に師範の資格を取得し、横浜にて日本人や在日外国人を対象に生け花を指導。また、在日ベルギー大使館にて、数々の生け花作品展示や設営を行う。


生け花の指導- 2000年にベルギーへ帰国し、生け花教室を始める。それ以来、アントワープを拠点とし、生け花を広めるための様々な活動に取り組んでいる。例を挙げると、オンラインや対面式での指導、海外でのワークショップ、本の執筆などである。さらに、フェイスブックやインスタグラムを通して、多くのフォロワーと交流するなど、ソーシャルメディアも積極的に活用している。また、生け花に関する週刊メールマガジンを日本語、英語、オランダ語にて配信している。
生け花の普及 - 2013年から2019年までの間、草月ベルギー支部アザレア・スタディーグループの会長を務め、現在は副会長としての役割を担う。2016年に家元勅使河原茜氏がベルギー・ゲントで開催された花の祭典「フロラリア」に訪問された際には、企画委員を務める。
